今回はバスケットボール男子日本代表の馬場雄大(ばばゆうだい)さんを紹介します。
馬場雄大さんはストイックなほどに体づくりにこだわっているんです。
パリオリンピックではその体を十分に活かして活躍してほしいですよね。
今回は利き手と逆の手でごはんを食べる馬場雄大さんと、食事の観点から見た両親の子育てについて紹介します。
馬場雄大の利き手は?プロフィール紹介!
馬場雄大さんのプロフィールはこちらです。
名前 | 馬場雄大(ばばゆうだい) |
生年月日 | 1995年11月7日 |
身長 | 196cm |
体重 | 91kg |
出身地 | 富山県富山市 |
国籍 | 日本 |
血液型 | AB型 |
ポジション | SG SF |
経歴 | 埼玉県越谷市立越ヶ谷小学校 |
小2から・奥田ミニバスケットボール(富山県に転校) | |
富山市立奥田中学校 | |
富山第一高校 | |
筑波大学 | |
アルバルク東京 | |
テキサス・レジェンズ(アメリカNBA・Gリーグ) | |
メルボルン・ユナイテッド(オーストラリアNBL) | |
長崎ヴェルカ |
馬場雄大さんは筑波大学を卒業後、日本以外にも、アメリカ、オーストラリアに挑戦しているんですね。
そして、海外でバスケットをやることの意味をこのように語っています。
「Bリーグでやると、僕のポジションは日本人とのマッチアップになる。NBAのトップチームに入れなくても、世界レベルのフィジカルでやることは前向きに捉えられる。トップチームに入れなくてもアメリカに残って向こうのチームでやっていく」
引用元:右利きなのに食事は左手で NBA挑戦が決まった馬場雄大のスゴい努力/yahooニュース/2019.09.17
馬場雄大さんは世界で通用する体を作るために、トレーニングだけでなく食事面でもいろいろな工夫や努力をしているんですよ。
個人的にはアメリカのトップチームに入れなくてもアメリがでやっていくと断言できる考え方に感心しました。
馬場雄大さんが海外選手の体の大きさに慣れるということは、結果的に日本代表チームの力の底上げにつながるということなんですね。
海外で学んだ馬場雄大さんを日本のチームに逆輸入することの意義をひしひしと感じました!
次に馬場雄大さんの利き手について紹介していきます。
馬場雄大の利き手は右手・食事は左手!右利きなのになぜ?
馬場雄大さんの食事シーンがテレビなどで流れることがあります。
いつも馬場雄大さんは左手で食事をしているので、左利きなのかと思いきや、実は右利きなんですよ。
バスケットボールは左利きが有利と言われているスポーツです。
馬場雄大さんは高校生のころ、左手を使うのがヘタで、「神経通ってんのかな?」って思ったんですね。
そしてそのころから左手でごはんを食べることにしたんです。
高校生のころの馬場雄大さん、かわいいですよね!
神経通ってなかったら動かせないですもんね!
個人的には私も高校生のとき、左手で字が書けるように練習しました 笑。
高校生のときから左手で食事をとっている馬場雄大さん。
今では富樫勇樹さんに「左手のほうが使いやすい?」と聞かれたら「もう全然。右のほうが違和感ある感じです」と答えるほどなんです!
正直、練習し始めたころは結構大変だったんだと思うんですよね。
バスケットのために日々努力をする馬場雄大さんがますます大スキになってしまいます。
左手使いの突っ込みをいれた富樫勇樹(とがしゆうき)さんの凄さはこちらでまとめていますよ。
次に馬場雄大さんの食事内容は?
馬場雄大はオーガニック食材にこだわっている!
馬場雄大さんは食に対する意識が非常に高いんです。
レストランや食材を選ぶときは、できるだけヘルシーなものを探して、無農薬で育てられた肉や野菜などを選ぶようにしているんです。
「食べた物は次の日のパフォーマンスに影響します。例えば油物を多く摂る、肉を食べすぎると、消化に時間がかかり、翌日は体が重くなる感じがします。
過去にも肉をやめてみたり、ペスカタリアン(魚介類は食べる菜食主義)を試してみたり、いろんなことに挑戦してきました。今はグルテンフリーが一番自分にはしっくり来てますね。体もスッキリしますし、以前に比べて疲労感も少ないです。色々と試すうちに、体の変化に敏感になりました」
引用元:ボディメイク/トレーニング/バスケ/THE ANSWER/2022.05.14
馬場雄大さんは「何を体に入れるのか」ということを日々考えて食事をとっているんです。
日本でも海外でも食事を大切にしていて、自分でリサーチして出かけているんですよ。
オーストラリアのメルボルンでは、日本で食べるのと変わらない味のお店を見つけて外食を楽しんでいました。
海外にも日本人が経営しているお店が多いですもんね。
私の知り合いも海外で料理人をしていて、現地の食材で、いかに本当の日本食の味を出すか、ということに真剣に取り組んでいましたよ。
長崎ヴェルカで日本復帰して、長崎の街でお気に入りの腸活カフェをみつけた馬場雄大さん。
馬場専用日替わり定食なるものがあって、発酵食品や、オーガニック野菜、魚、エンドウ豆めんのスパゲッティーなど、グルテンフリーで山盛りの定食をぺろりと食べているんです。
グルテンフリーとはグルテンが入っていないという意味ですよね。
グルテンは食品に粘り気と弾力を与える効果があります。 グルテンは食品を美味しくする一方、その粘り気のせいで消化しにくく、腸の粘膜に張りついて腸内環境から健康に悪影響を及ぼします。
引用元:街角サイエンス/2021.12.30
消化しにくいと体に負担がかかってしまい、馬場雄大さんのパフォーマンスを低下させてしまうということです。
馬場雄大さんのストイックなほどの食事へのこだわり、これが超一流の、第一線で活躍をするっていうことなんですね。
馬場雄大さん、自炊はするのでしょうか?
馬場雄大は自炊してるってほんと?いつから?
馬場雄大さんは筑波大学でプレーをしていたころから自炊生活をしています。
筑波大学バスケットボール部は伝統的に自炊をするチームだったんですよ。
「節約のため」、「健康のため」、「練習後に飲食店が開いていないため」、と、伝統が生まれた理由はたくさんあるようです。
日本にいても海外にいても自炊をしている馬場雄大さん。
魚をおろすこともお手のモノです。
オーストラリアではごはんをふっくら炊くために土鍋を購入!
体のために鶏肉をメインに献立を考えて、タンドリーチキンを作ったりしています。
あるときのメニューは、ちんげん菜の玉子炒め、鶏肉のネギ塩ソース、具材たっぷりのみそ汁など野菜たっぷりのヘルシーごはん。
手早くパパっと作ってしまうんですね、そして忘れてはいけない、利き手とは逆の左手でお箸を上手に使って食べるんです!
196センチの大きな体で自炊!
キッチンが小さく見えるんだろうなぁ。
いつか、お料理番組に登場する馬場雄大さんが見られるかもしれませんね!
馬場雄大の子供時代はどんなだった?
父は元バスケットボール日本代表、母もバスケットボール経験者。
そんな両親のもとに生まれた馬場雄大さんの子どものころはどんな生活だったんでしょうか。
母の子育ては?
馬場雄大さんの母親の馬場由香利(ばばゆかり)さんもバスケットボール経験者。
息子の雄大さんにはバスケットをさせたかったので、野球チームに誘われたときは、「お弁当作らないよ」って言って、野球に行かせないように仕向けたんですよ。
馬場雄大さんの母・由香利さんは、食べ盛りの息子のために料理もがんばりました。
夜ごはんに肉と魚の両方出して、それをたくさんモリモリ食べていた馬場雄大さん。
ただ、朝ごはんにはこだわりがあったようで、朝食はパン!と決めていたんですよ。
高校生のときに、朝はお米がよいと聞いたから、ごはんを出したら、「朝からごはんなんか食べられない、勘弁して」と言われたそう。
おっと、「思春期、反抗期のニオイ」がちょっとします 笑。
親元を離れ筑波大学に進学してからは、母は手料理を送りました。
やっぱりちゃんと食べているか気になるので、煮物やおひたし、雄大が好きなカレーやミートソースを何食分も作って、小分けにして送っていました。冬にはおでんも送ったかな。
引用元:北日本新聞webunプラス/2019.04.23
母の愛を感じますね。
大学4年生で日本代表に選ばれてから、母の子育ては終わりました。
ときどき帰省しても「大切な宝物を預かっているような感覚」と話す母、由香利さん。
アスリートの母というものはこういう心境なんですね。
母の由香利さんは、「今はだた、栄養をしっかり取ってほしい」と思っているんですよ。
親離れと子離れ。
個人的には子育てにはいろいろステージがあって、その時々でつながりが強くなったり、少し離れたりするんじゃないかなという気がしています。
馬場雄大さんの母・由香利さんは、私は子離れしていると思いたいと話しています。
父の子育ては?
父親の馬場敏春(ばばとしはる)さんは元日本代表のバスケットボール選手です。
馬場雄大さんが子供のころの父・敏春さんの口癖はこうでした。
・目を悪くさせるな
・早く寝かせろ
母の由香利さんも父親の子育て方針に協力して、ゲームやテレビは短時間、寝る前に牛乳。
規則正しい父親の生活に合わせて中学まで息子も早寝早起き、にしていたんですよ。
小学校卒業時点で170センチあった馬場雄大さん。
小学校4年生で背の伸び率が悪くなったときの夫婦の会話が紹介されています。
冗談のつもりで夫に「馬場の子が身長伸びなかったらシャレにならんね」と言ったら、「笑いごとじゃない」と怒られてしまいました。夫は、その頃には本気でバスケ選手にしようと思っていたんですね。
引用元:北日本新聞webunプラス/2019.04.05
馬場雄大さんの父・敏春さんも子どもの体つくりに熱心だったんですね!
体ができていないとせっかくの父の教えもうまく実践できないというものです。
両親に体づくりとバスケットの技術を学んだ馬場雄大さん。
大人になった今も、「基本は睡眠と食事」と言っています。
アスリートとして活躍している今は睡眠が体をリカバリーする一番の方法。
子どもの頃の睡眠は、心身の発達、そして背を伸ばすことにも大きな影響を与えます!
馬場雄大利き手は?体は何でできている?~バスケ女子の考察~
・馬場雄大さんは右利きだけど、左手で食事をとります。
・バスケットボールは左利きが有利とも言われるスポーツです。
・馬場雄大さんはこだわってオーガニック素材の食事を食べています。
・大学時代からやっている自炊はお手の物。
・パパパっと体に良い食事を自ら作ってしまいます。
・母親は息子の体づくりのために、肉魚野菜と、いろいろな料理を出して育てました。
・父親は、息子をバスケットボール選手にするために、生活習慣に気を配っていました。
今回は日本代表バスケットボール選手の馬場雄大さんの利き手、食事について紹介しました。
パリオリンピックでベスト8進出を目指している馬場雄大さんの体はこんな風に作られていたんですね。
パリで、悔いのない戦いをしてきてほしいです!
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