今回は、パリパラリンピックで活躍した江口侑里(えぐちゆうり)選手を紹介します。
江口侑里さんは長崎出身の長身若手アスリート。
車いすバスケットボールの世界で目覚ましい成長を遂げている、まさに旬の選手の一人です!
この記事では、長身の江口侑里選手のこれまでのバスケ人生や強み、
そして今後の展望について詳しく見ていきます。
パリパラやU25ではどんな活躍をしたのでしょうか。
それでは本題にいきましょう!
まずは、江口侑里選手のバスケットボールとの歩みを振り返ります。
長身・江口侑里のバスケ人生とは?長崎でのミニバス・健常者バスケでの経験に小/中/高校生時代にも迫る!
背が高いと話題の江口侑里さんは長崎で育ち、3歳のときに脳梗塞の後遺症と診断されます。
経過を見ると、生後数ヶ月の間に何らかの原因で、脳梗塞なのかハッキリしませんが発症し、
後遺症と診断、左半身に麻痺が残ってしまいました。
しかし、彼女のバスケットボールへの情熱は衰えることはありませんでした。
このような逆境にも屈せず、夢を追い続けた彼女の姿勢には、誰もが感銘を受けますよね。
小学3年生のとき、江口侑里選手はミニバスケットボールを始めます。
左手の麻痺を右手でカバーしながら、健常者の中で堂々とミニバスのプレーを続けました。
江口侑里さんの技術と忍耐力は、中学・高校時代にも健常者のバスケットボール部で発揮されたんでよ。
特に長崎女子商業高校では、右手一本でのプレーながらも、健常者と肩を並べて活躍しました。
この経験が、江口選手の現在の強さを支える礎となっているのではないでしょうか?
長崎女子商業高校での活動は、江口侑里選手にとって非常に重要な時期でした。
彼女は右手のみでボールを扱いながら、チームメイトと共に競技に取り組みます。
ハンディキャップを負いながらのプレーには苦闘することもあったはずですよね。
この頃から、江口侑里選手の中に芽生えた忍耐力と粘り強さが、
現在のプレースタイルに大きく影響しているのではないかと私は感じます。
長崎の江口侑里の武器は?右斜め45度からの長身を活かしたシュート!打点の高さには秘密が??
車いすバスケットボールに転向してから、江口侑里選手はその特異な才能で一気に注目を集めました。
彼女の最大の武器、それは間違いなく2メートルを超える高い打点です。
この打点の高さは、江口侑里さんを他の選手とは一線を画す存在にしています。
江口侑里選手の身長は170センチ。
競技用の車いすの座面を最も高く設定することで、
座ったままでも2メートルを超える高さからシュートを放つことができるんです。
この高さは、車いすバスケットボールの世界では非常に貴重なアドバンテージです。
一度シュートモーションに入った彼女を止められる選手はそうはいません。
特に、彼女が得意とする右斜め45度からのシュートは、相手にとって非常に厄介で防御が難しいものとなっています。
右斜め45度からのシュートのように独自のプレースタイルを持つ江口侑里選手。
短期間で日本代表に選ばれたのも納得できますよね。
彼女の成長を支えるのは、健常者の中でバスケットボールを続けた経験と、
それに裏打ちされた努力だと私は考えます。
江口侑里さんの持つポテンシャルは極めて高いものであり、
選手としての天井がどこになるのか、想像がつきません。
これからも江口侑里選手がこのプレースタイルを磨き上げ、さらに多くの舞台で活躍する姿には心が躍りますね。
次に、江口侑里選手のプロフィールと成績について詳しく見ていきましょう。
長崎出身長身の江口侑里の車椅子バスケ選手としてのプロフィールに成績は?
江口侑里さんは長崎市出身の長身選手で、現在24歳(2024年時点)。
「ELFIN」というチームに所属しています。
ポジションはミドルポインターで、持ち点は2.5です。
そして、彼女のバスケットボールキャリアの中でも、特に注目すべきは、
車いすバスケットボールに転向してからの急成長。
2022年5月、タイのプーケットで開催されたアジア大会で日本代表としてデビューを果たした江口侑里選手。
ここでの活躍が、彼女の国際的な評価を一気に高めるきっかけとなりました。
このアジア大会は世界選手権のアジア地区予選も兼ねており、彼女は最年少の22歳で選ばれたんです。
江口侑里選手がこの若さで日本代表に選ばれることは、彼女の才能と努力の証ですよね。
また、このアジア大会での経験が、江口侑里選手にさらなる自信と成長をもたらしました。
江口侑里さんは国際舞台での戦いを通じて、
世界のトップレベルの選手たちと対等に渡り合うための課題を見つけました。
その課題をを克服するために日々の練習に励んでいますよ。
私は、このような経験が彼女をさらに強くし、
次なるステージでの活躍を期待させる要因になっていると感じます。
長崎出身長身の江口侑里(車いすバスケ)U25やパリパラリンピックでも注目の存在!日本代表としての自覚は?
江口侑里選手は、U25世代の中でも特に注目されている有望選手です。
19歳でU25日本代表に選出され、そこから急速に頭角を現しました。
江口侑里さんが、2024年のパリパラリンピックで活躍したのは記憶に新しいですよね。
彼女もその先にある2028年のロサンゼルスパラリンピックを視野に入れている選手の一人です。
江口侑里選手自身もパラリンピックについて次のように語っています。
パラリンピックに対する意識が「夢」から「目標」へと変わった。
引用“TBS NEWS DIG”
この言葉からも、江口侑里さんの競技に対する真剣さと決意がうかがえますね。
私自身、目標を明確に持つことが彼女のさらなる成長を促し、
彼女の実力を一層引き出す原動力になるのではないかと感じています。
特に江口侑里さんのメンタル面での成長が著しく、日本代表としての「自覚」が芽生えてきたことが大きいとのこと。
経験、技術で同世代よりも上回っている彼女が自主的に練習でもチームを引っ張っています。
その姿は、同世代の選手たちにも大きな影響を与えていることでしょう。
江口侑里さんは今また4年後のパラリンピックでのメダル獲得を目指して、日々の練習に打ち込んでいます。
江口選手が掲げる目標に向かってどのように歩んでいくのか、
パリパラリンピックを経験した彼女の活躍が非常に楽しみです。
車椅子バスケットボール選手女子日本代表メンバーはこちらで紹介しています。
ぜひ見て行ってくださいね!
最後に、江口侑里選手のこれまでの歩みと将来への期待をまとめましょう。
長崎出身長身の江口侑里選手(車いすバスケ女子日本代表)まとめ
江口侑里選手は長崎出身で長身のバスケットボール選手。
健常者のバスケットボールから車いすバスケットボールに転向しました。
わずか数年で日本代表に選出されるという、驚異的な成長を遂げた選手です。
彼女の2メートルを超える高い打点と独特のシューティングフォームは、
国内外問わず多くの注目を集めています。
江口侑里選手が持つ強い意志と情熱は、今後も彼女をさらに高みに導いていくでしょう。
長崎出身の長身アスリートとして、地元の誇りを背負い、彼女は日本だけでなく、
世界の舞台でもその名を轟かせていくはずです。
私たちも、江口侑里さんの成長と挑戦を見守り、応援し続けたいですね。
彼女がこれからどんな未来を切り開いていくのか、その一歩一歩に注目していきましょう。
江口侑里選手の挑戦は、多くの人々に夢と希望を与え、
そして私たちに新たな感動を届けてくれることでしょう。
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