アリエル・フクポルティの評価は?NBAドラフト58位指名の「Big A」とは!?

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今回はアリエル・フクポルティ(Ariel Hukporti)を紹介します。

NBAドラフト58位指名の「Big A」、アリエル フクポルティの評価は?

今回は、NBAやNBLを知らない人でも楽しめるよう、

アリエルフクポルティのキャリア、プレースタイル、そして将来の可能性について掘り下げていきます!

みなさんも一緒に、アリエル選手の魅力に迫ってみましょう!

【選手紹介】アリエル・フクポルティって誰?評価は?プロフィール「Big A」とは?

みなさんは、アリエル・フクポルティというドイツ出身の若手バスケットボール選手を知っていますか?

アリエルフクポルティは213cmという圧倒的なサイズを持つセンター。

今後のバスケットボール界で注目されている存在です。

こちらにアリエル・フクポルティ選手のプロフィールをまとめてみました。

項目 詳細
名前 アリエル・ワシントン・フクポルティ
(Ariel Washington Hukporti)
生年月日 2002年4月12日
出身 ドイツ・シュトラールズント
国籍 ドイツ、トーゴ系
身長 213cm (7フィート0インチ)
体重 111-113kg (245-249ポンド)
ポジション センター
所属チーム ニューヨーク・ニックス (NBA)
ドラフト 2024年、全体58位でダラス・マーベリックスに指名後、
ニックスに権利移動
過去の所属チーム リーゼン・ルートヴィヒスブルク (ドイツ)

アリエル・フクポルティ選手は、ドイツトーゴにルーツを持つバスケットボール選手。

ドイツ国内で育ち、バスケットボールのユース育成システムを通じて才能を磨いてきました。

身長が7フィート(約213cm)以上の、いわゆる7フッターと呼ばれる貴重なビッグマンです。

とても大きいですよね。

中々、日本人ではいないサイズで、驚かされます。

NBL時代のアリエル フクポルティは「Big A」というニックネームで呼ばれていました。

アリエル・フクポルティがバスケットボールを始めたのは11歳の頃

早い時期からそのサイズと身体能力が注目され、次第にドイツ国内で頭角を現していきました。

ちなみに、「バスケットボール大国アメリカ」という風潮があった以前とは比べて、

現代ではドイツもアメリカに引けを取らないレベルに達しています。

2023年ワールドカップでドイツの優勝もあり、ヨーロッパバスケの躍動がとても凄いです。

そんなこともあり、生まれつきの体格、そして環境までもがバスケットボーラーとして恵まれていたといえるのではないでしょうか。

 

そんな、アリエルフクポルティのプロキャリアの評価を見ていきましょう。

22歳と若手ながらすでに多くの経験をしています。

まず、プロとしてのキャリアを、ドイツのリーゼン・ルートヴィヒスブルクでスタートしたアリエル選手。

なんと当時アリエル・フクポルティはまだ、15歳でした。

信じられない成長スピードですよね。

特にヨーロッパリーグフィジカルも強く、高さがあることで有名です。

そんな中で15歳の少年が戦うことはまさに異次元

今までの常識では考えられませんよ。

ちなみに現代NBAの顔にもなりつつあるルカ・ドンチッチ選手は16歳でのプロデビューを果たしました。

ルカ ドンチッチよりも一歳若いわけですから当時の周りの期待は大きかったのではないでしょうか?

その期待に応えるようすくすくと成長したアリエル・フクポルティ選手。

そんなアリエル・フクポルティの名前が世界中のバスケットボールファンに広く知られるようになったのは、

リトアニアのネヴェジスオーストラリアのNBLでの活躍がきっかけです。

NBL時代の「Big A」というニックネームが示すように、彼のサイズとフィジカルはチームにとっての大きな武器でした。

まさにアリエル・フクポルティは「ゴール下の支配者」と言ってもいいでしょう。

213cmの身長があるだけでなく、彼は非常に速く動けるビッグマンで、攻守ともにその力を発揮していました。

実際にアリエル・フクポルティのプレーを見ると、その高さに加えて俊敏さも兼ね備えていることがよくわかります。

私自身、彼のハイライト映像を初めて見たとき、こんなにスムーズに動けるビッグマンはなかなかいないと驚きました。

ましてや、まだ若く、NBA外のリーグでプレーしているなんて。

世の中には発掘されていないダイヤモンドが未だに存在するんですね。

今のバスケットボール界では、ただ大きいだけではなく、スピードや機動力も求められます。

アリエル・フクポルティのような選手がさらに上のレベルでも重宝されることは間違いありません。

アリエル フクポルティの評価は?ニックスへ58位指名?2ウェイ契約とは?

アリエル・フクポルティ選手は、2024年のNBAドラフトでダラス・マーベリックスに58位で指名されました。

しかし、その後ニューヨーク・ニックスに彼の権利が移りニックスと2ウェイ契約を行いました。

「2ウェイ契約」とは、
NBAとその下部組織であるGリーグを行き来できる契約のことです。

これは、若い選手がNBAで経験を積みながら、Gリーグでのプレー時間も確保できる柔軟なシステムです。

しかし、この2ウェイ契約は本契約とは全く異なるため、夢の舞台であるNBAでのプレーが確約された訳ではありません。

「NBA選手ほどの実力ではないが、ポテンシャルは認められた選手」、そんな選手がサインする契約と言っていいでしょう。

ここでNBA入りを目指して、熾烈なアピール合戦が始まるのです。

NBAの道のりは決して簡単ではありませんね。

また、アリエル フクポルティ選手のように、海外からの選手は文化やプレースタイルの違いに適応するのが課題として挙げられます。

リーグによって細かなルールの違いもあり、なかなかすぐに活躍できない選手は少なくありません。

この課題を乗り越えられず、NBA入りを断念して選手もたくさんいます。

しかし、複数のリーグですでにプレーをしているアリエル フクポルティ選手。

それを解決するのも時間の問題なのかもしれません。

険しいNBAの道のりが分かったところで、今度は彼の所属するチーム、ニックスに注目してみましょう。

ニックスはイースタンカンファレンス2位の上位チーム。

イースタン・カンファレンス(Eastern Conference)は、北米プロバスケットボールリーグNBAの二つあるカンファレンスのうちの一つ。もう一つは、ウェスタン・カンファレンス (Western Conference)。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

そんなニックスは、今夏にチームの主軸センターであったアイザイア・ハーテンシュタイン選手との契約を見送りました。

それによりセンターの枠が一つ空いたニックス。

これは、アリエル・フクポルティ選手にとっての大きなチャンスと言えます。

さらに、ニックスのヘッドコーチは同じ選手にプレー時間を多く与える傾向にあるんですよ。

一度コーチの目に留まれば、かなりのプレータイムを確保できるかもしれません。

アリエル・フクポルティ選手にはぜひこのチャンスを生かしてほしいですよね。

すでに大きなステップアップの舞台はセットされました。

NBA選手としての素晴らしいキャリアを過ごす最高の環境だと私は考えます。

いつ、どのタイミングで彼が化けるかとても楽しみですね。

次に、アリエル・フクポルティ選手が活躍したリーグのひとつ。

オーストラリアのNBL(ナショナルバスケットボールリーグ)について迫っていきましょう。

アリエル・フクポルティのメルボルン・ユナイテッド時代の評価!?NBLでの活躍を紹介!

アリエル・フクポルティはメルボルン・ユナイテッドに所属し、3シーズンプレーしました。

アリエル選手はこのユナイテッド時代に、ある一人の男子バスケ日本代表選手との意外な接点を持っています。

それはなんと、馬場雄大選手

馬場雄大さんも同じNBA入りを目指すプレーヤーであり、チームメイトして一緒にプレーをしました。

そんなアリエル選手のNBLキャリアは決して順風満帆なものではありませんでした。

2022年にアキレス腱の断裂

順調にキャリアを進んでいたと思われた彼にとって、この挫折はとても大きなものでした。

怪我後は2か月以上ストレッチすらできず、ただ病室で試合を見ていたアリエル・フクポルティ。

当時の心境として、大きなショックを受け、次のように語っています。

「チームのムードを落としてしまい、NBA入りの目標も遠のいてしまった。」
引用元:youtube

しかし、アリエル・フクポルティのバスケットボール人生はこのままでは終わりません。

精神的にあまり強い方ではなかった彼は、この経験を通して精神力の重要さを知り、

見事に怪我を克服することができました。

そして、その後の2023-24シーズンでは、平均8.4点、7.0リバウンド、1.5ブロックを記録。

チームにとって重要な存在としてプレーし、素晴らしいバウンスバック・評価の取り戻しを成し遂げました。

この結果が後のNBAドラフトに繋がり、今のアリエルフクポルティがあるのです。

では、アリエル・フクポルティ選手のオフェンス面での魅力についてみていきましょう。

アリエルフクポルティ選手のオフェンス評価!?サイズを活かした魅力!

アリエルフクポルティ選手のオフェンス面での強みはズバリ、

ピック&ロールのフィニッシュアリウープ(味方のパスを空中でキャッチしてそのままシュート)です。

ピック&ロールは現代バスケでとても有効的なオフェンスプレーとなっています。

アリエル・フクポルティのようなビッグマンはこのプレーからどのくらい高いシュート成功率を出せるかが鍵。

ここでの効率性が求められます。

また、アレイウープは、彼の身体能力を最大限に活かすものであり、限られた選手にしかできません。

アリウープはシュート成功率が高く、ダンクで叩き込むことが多いため、効率が良く、非常に派手なプレー。

ファウルを受けながら決めるアリエル・フクポルティのアレイウープダンクはチームのムードをガラッと変えます

チーム、そして観客にとっても魅力的なプレーです。

 

一方で、アリエル・フクポルティ選手の課題としては、ミドルシュートの精度が挙げられます。

実際、ミドルシュートが苦手な長身選手は少なくないんですよ。

身体能力型の大型選手はいるのですが、細かいスキル面が得意な大型選手はあまりいないのです。

ミドルシュートの弱みを無くすことによって、彼自身の選手としての差別化ができるのではないでしょうか?

現代のバスケットボールでは、センターであっても3ポイントシュートが求められる時代です。

アリエル・フクポルティがシュート力を磨けば、チームの攻撃に多様性をもたらしますよね。

そうなれば、アリエル・フクポルティ自身の価値もさらに高まること間違いありません。

今度はアリエル・フクポルティ選手の、ディフェンス面での活躍にも注目していきましょう。

アリエル・フクポルティのディフェンス評価は?どんなプレースタイル??

アリエル・フクポルティはリム(ゴール)プロテクターとしての役割を担います。

特にブロックショットリバウンドに優れた能力を発揮しているんですよ。

アリエルフクポルティのサイズと運動能力を活かした守備は、相手チームの得点を抑えるうえで非常に重要な存在です。

また、アリエル選手はピック&ロールのディフェンスにも定評があります。

これは、一人で二人の相手に対応する必要があり、俊敏なフットワークでの対応が必要とされます。

アリエル・フクポルティは、この対応に優れており、相手のシュートを難しく追いやるんですね。

そのため、チーム全体の守備力を引き上げる大きな要因となっています。

そして彼のディフェンス面でのもう一つの特徴は、リムプロテクターとしての存在感です。

リムプロテクターとは、ゴール近くで相手のシュートをブロックしたり、リバウンドを取る役割を担う選手のこと。

アリエル選手はその長い手足を活かし、相手チームが簡単にゴールに近づけないようなディフェンスを見せています。

彼がいるだけで、相手選手はゴール下でのプレーをためらうことが多くなり、結果としてチームのディフェンス全体が機能するのです。

ゴール下の番人として、イージーショットは許しませんよ。

しかし、課題もあります。

アリエル・フクポルティ選手は、ファウルトラブルに陥りやすいことがディフェンス面での弱点です。

これは、ブロックを狙う選手に多い特徴でもありますね。

ゴール下では接触が多いため、ファウルが必然と増えてしまうのです。

NBAではスピード感がさらに増すため、このファウルの問題を改善することが彼の成功への鍵になるでしょう。

アリエル・フクポルティの評価、紹介まとめ

アリエル・フクポルティはドイツ出身のバスケットボール選手

213cmという圧倒的なサイズを持つセンターです。

NBL時代は「Big A」というニックネームで呼ばれていました。

日本代表の馬場雄大さんとチームメイトで一緒にプレーをしていたんですよ。

2024年NBAドラフト58位ダラス・マーベリックスに指名

しかし、その後ニューヨーク・ニックスに彼の権利が移りニックスと2ウェイ契約を行いました。

体の大きさを活かしたオフェンスとディフェンスに定評があります。

 

ここまで、アリエル・フクポルティ(Ariel Hukporti)選手のキャリアやプレースタイル、そしてその可能性について見てきました。

少しでも、彼の魅力が伝わっていれば幸いです。

私自身、アリエル選手のプレー動画などを見て、十分にNBAでも活躍できるレベルだと感じます。

細かいブラッシュアップをして、自分の強みを最大限に発揮できる選手になれば、

近い将来NBAのスター選手としてその名を轟かせる日もそう遠くないのではないでしょうか。

2024-2025シーズンのアリエルフクポルティ選手の動向にも注目していきたいですね。

いずれ、ニックスでのプレーが可能になれば、そこで活躍する彼の姿も楽しみです。

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