今回は、広島ドラゴンフライズで大活躍中のバスケットボール選手、中村拓人選手に迫ります!
オフェンスもディフェンスもこなす頼れるPG(ポイントガード)として、ドラフラ優勝時にファイナル賞を受賞するその実力は、見る者を圧倒するほど。
ここでは、彼のプロフィールやプレースタイルに加え、幼少期から中学・高校での情熱的な戦い、そしてライバルとの熱く激しいエピソードを、心に響くエモーショナルなタッチでお届けします。
中村拓人の基本プロフィール
- 氏名: 中村 拓人(なかむらたくと)
- ポジション: ポイントガード(PG)
→「コート上の監督」とも称される重要な役割です。 - 生年月日: 2001年3月3日
- 身長/体重: 184cm/79kg
- 出身地: 愛知県瀬戸市
- 学歴・経歴:
- 小学校: 瀬戸市立東山小学校でバスケに初挑戦し、基礎を固める。
- 中学校: 瀬戸市立南山中学校に在籍。兄と同じ学校に通っていた可能性があり、家庭内でバスケへの情熱が共有される環境で育ちました。
- 高校: 兄の影響を受け、中部第一高校へ進学。全国大会での激しい試合を通して、勝利への執念とチームワークを磨きました。
- 大学: 大東文化大学でさらなる実力アップ。インカレでもその存在感を発揮。
- プロ: レバンガ北海道(特別指定選手としてBリーグ史上最年少出場)を経て、現在は広島ドラゴンフライズで活躍中。
- 趣味: アーシング
→自然に触れてリフレッシュすることで、試合での集中力を保っています。
「趣味:アーシング」この響き、なんだかとってもおしゃれだと思いませんか。こんなにおしゃれなのにバスケットもうまいなんて、ずるい!と思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)。
バスケ人生の始まり~中学時代の情熱
中村拓人選手はバスケ一家。覚えていなくらい小さいころからボールに触れて、自然とバスケットボールを始めたそうです。瀬戸市立東山小学校で初めてバスケに触れた瞬間から、その魅力に取り憑かれ、夢へと向かう第一歩を踏み出しました。
続く瀬戸市立南山中学校では、仲間と切磋琢磨しながら技術を磨いていきました。しかし、当時の中学校は強豪校ではなく、県大会出場すら果たせない状況でした。実際、毎回同じ地区の強豪チーム、後に名を馳せる富永啓生選手や横地聖真選手が所属する中学校に対しては、悔しさを味わいながら「こんな悔しい思いは二度とさせない!」という強い意志を抱くきっかけとなりました。
こうした中学時代の激しい経験とライバルへの意識が、後に中部第一高校での全国大会出場や大東文化大学でのインカレ活躍、そしてプロとしての輝かしい成果へと確実につながっていったのです。
高校・大学時代のライバルとの熱い戦い
「中学時代の厳しい経験が、今の自分を作る大きな原動力になってるんです。中学では、同じ地区で戦っていた富永啓生選手や横地聖真選手との対決が、悔しいけど「もっと強くなりたい!」という気持ちをぐっと引き出してくれました。」
高校は、兄の影響もあって中部第一高校を選んだ中村拓人選手。小さい頃から「プロになりたい」という夢があったから、全国大会に出られるチームを狙ったんです。
高校1年生の頃から全国の舞台で戦い始め、3年生ではキャプテンとしてチームを引っ張り、インターハイやウィンターカップで準優勝するまでになりました。
さらに、U16、U18、U22の各世代代表にも選ばれて、U16ではキャプテンを務めたこともあるんですよ。若いころから注目されてたのは、やっぱり努力の賜物ですよね。「人間力」も高校時代にたっぷり身につけたと、中村さん自身も話しています。
そして、「大学に進んでからは特に河村勇輝選手との対決が印象に残っています。」このように語る中村拓人選手。互いに譲らず、全力でぶつかり合った試合では、試合後にお互いを称え合う熱いシーンがあって、本当に胸が熱くなる瞬間でした。
大学時代には一時ケガで離脱した時期もあったけれど、ポイントガードとしてしっかり復活し、インカレ優秀選手にも選ばれるなど、着実に成長を続けています。
レバンガ北海道時代のチャレンジ
大東文化大学2年生の19歳という若さで、レバンガ北海道クラブ史上最年少出場を果たした中村拓人選手。その所属期間は2021年1月19日~3月12日という短い期間でしたが、「すごい良い環境でやれてる!」という充実感に満ちた日々を送っていました。
北海道という厳しい環境では、雪に覆われた路面に戸惑い、くつ下がびしょ濡れになってしまうという笑えるエピソードもありました。先輩に教わった「ペンギン歩き」を見事にマスターし、ツルツルの路面をおっかなびっくり歩くその姿は、見ているこちらまで和んでしまいます。
脂っこいものには気をつけて自炊するという中村拓人選手は、北海道のおいしい食材を使って料理も楽しみました。得意料理は、大好きな野菜をたっぷり使った鍋で、レシピも見ずに自分流に作るというスタイルから、学生時代から健康管理にも気を使っていたのが伝わってきます。
そして、中村選手の趣味はアーシング。自然に触れてリフレッシュするのが大好きで、北海道の大自然が彼の心と体をリセットする大切な助けになったんですね。
北海道ではたまーに選手に遭遇することもあるんですよ。実は私もその際に、声をかけさせてもらっていいものか、とっても悩んでしまいました。アーシング中の中村選手に会うことができたら、一緒にきれいな空気を味わってみたいですよね。
広島ドラゴンフライズでの大活躍:CS決勝ファイナル賞受賞!
2023–2024シーズン、広島ドラゴンフライズはBリーグ年間王者に輝き、創立10周年という記念すべき年に優勝を果たしました。
B1リーグ昇格からわずか4年で決勝の舞台に立ったという驚きのストーリーの中で、中村拓人選手は大活躍。その23歳の誕生日である2024年3月3日に、チームの大黒柱寺島良選手が右ひざに大けがを負い、しばらく試合に出られなくなったことがきっかけで、急遽彼が全試合先発出場し、穴を埋める形でチームを支えました。
特に、チャンピオンシップ決勝戦では、中村選手の華麗なノールックパス、正確無比なスリーポイントシュート、そしてファウルを極力抑えた堅実なディフェンスが光りました。その結果、彼はCS決勝で最も活躍した選手に贈られるファイナル賞を受賞。実に23歳でこの快挙を成し遂げたのです。試合直前に負傷した寺島良選手から「あとは頼んだぞ」という一言が投げられたときには、彼の覚悟とチームへの深い愛情、そして熱い闘志がひしひしと伝わってきました。
個人的にも、年間王者になった時のシャンパンファイトの味は格別だったんじゃないか、と感じずにはいられないほど、チーム全体の努力と熱い情熱がしっかりと伝わってきます。本当にビックリするし、すごいですよね!
この優勝は、昇格チームによる初のB1制覇という、まさに特権とも言える快挙です。中村拓人選手がしっかりと役目を果たし、結果を残す姿は、見る者に大きな感動と希望を与えてくれます。
中村拓人の魅力とプレースタイル
中村拓人選手の魅力は、何と言ってもその独特なプレースタイルにあります。
オフェンスで本当に見事なプレーを見せてくれます。鮮やかなノールックパスを放ったと思えば、なんとそのままリターンパスが決まるんです。そして、放たれるスリーポイントシュートは、まるで美しい放物線を描いてゴールに吸い込まれていくよう。これ、まさに神業ですよね!
ディフェンスでは、ファウルをほとんど取らずに、強烈なブロックで相手の攻撃をシャットアウト。相手のボールを叩き落とし、しっかりとゴールを守る姿は、184センチという恵まれた身長をフルに活かしていて、たとえ小柄な相手でも全く苦にならない圧巻の守りです。
過去のインタビューでは、「ディフェンスではどこのチームにも負けない自信がある」「プライドを持って戦っていきたい」と語っており、有言実行してしまうその姿勢も、本当にかっこいいですよね。
CS決勝では、彼が最も活躍した選手としてファイナル賞を受賞したのも納得。試合後に見せたさわやかな笑顔と、優勝の瞬間に流した涙が、彼の努力と情熱を物語っているんだなと、心から感動させられました。
中村拓人さんのプレースタイルは、たぐいまれなセンスから生まれるキレのあるノールックパスやスリーポイント、そしてディフェンスでの強烈なブロックなど、攻守にわたって大活躍。これからも、バスケットボール界を牽引する注目の若手スターとして、目が離せない存在です!
中村拓人といえばバスケットボール選手!~バスケ女子の考察~
- 瀬戸市立南山中学校に在籍。兄と同じ学校に通っていたものの、中学時代は年齢差があり、一緒にプレーすることはありませんでした。
- 愛知県出身の身長184センチのPG(ポイントガード)。
- レバンガ北海道時代にはペンギン歩きもマスター!
- 広島ドラゴンフライズの中村拓人は負傷した寺島良さんに代わり出場!
- 昇格チームによる初のB1制覇に貢献!
- ドラフラ中村拓人さんはCS決勝で最も活躍した選手に贈られるファイナル賞を受賞!
- 小さいころからのプロになる夢をかなえるために中部第一高校でプレーをしました。
- 大東文化大学でもインカレに出場し、見事プロの道へ進んでいます。
今回はバスケットボール選手、中村拓人さんについて紹介しました。ずっと活躍しているイメージですが、高校大学とケガで苦しんだ時期もあったんですよね。
2025年には日本代表メンバーにも選ばれ活躍の場を広げています。これからの日本バスケットボール界、目が離せない注目選手のひとりです!
コメント