今回は比江島慎さんの代名詞「比江島スイッチ」について紹介します。
「比江島 スイッチ」という言葉を知らない人でも、
日本代表戦で「3分間でひとりで11点取ったスイッチ」と聞けば、
なんとなく比江島慎さんのすごさがわかるんじゃなかなと思います。
今まで知ってるようで知らなかった「比江島慎 スイッチの秘密」について紹介します。
「比江島ステップ」とは違うのか?など注目の比江島スイッチとは?
「比江島スイッチ」とは?いつ入る?
「比江島スイッチ」とは、ある瞬間にみせる比江島慎さんの爆発的な攻撃力のことなんですね。
感情が高ぶった瞬間、勝ちたいと思った瞬間、負けるとか自分に危機的な瞬間、そういうタイミングでスパッと入るんです。
ミスターバスケットボールの佐古賢一(さこけんいち)さんは比江島慎さんの弱点を次のように語っています。
そのスイッチを自分で押せない、なかなかスイッチが入らない、がんばりどころを自分で決められない。これが比江島慎の悪いところだったんです。
引用元:男子バスケ 世代を越えた逆転劇〜オリンピック 48年の挑戦〜/新プロジェクトX
パリ2024オリンピックのメンバー選考でぎりぎりのラインにいた比江島慎さん。
選考前の強化合宿では1日も熟睡ができなかったませんでした。
スイッチだからいつも入っているものではない。
それでも高いパフォーマンスを維持していかなければ選考からもれてしまうんです。
改めてバスケットボールはメンタルも物を言うスポーツなんだなと実感させられますよね。
大事なところで負けない心と、比江島慎スイッチを押せるメンタルが必要なんです。
日本代表アシスタントコーチであり、比江島慎さん所属チーム宇都宮ブレックスでも指導する佐々宣央(さっさのりお)さんの言葉です。
練習や強化試合で一番メンタル的に成長したのは慎じゃないかと思います。
引用元:忘れられない名試合1/月間バスケットボール6月号
2023年ワールドカップ、ベネズエラ戦。
この試合に勝てばオリンピック出場権獲得。
負ければオリンピックは絶望的という試合です。
私たちの前でひえじまスイッチが入りました。
立て続けにシュートを決め、たったひとりで3分で11点獲得。
48年ぶりのオリンピック自力出場が決まりました!
試合後に比江島慎さんは日本代表チームでの自分の存在意義を語っているんですよ。
自分の今までくやしかった経験や、過去のオリンピックやワールドカップの経験が欲しくてトム(ホーバス)さんは自分を選んでくれたと思うので、それを今日は証明できたと思います。
引用元:忘れられない名試合1/月間バスケットボール6月号
パリオリンピックでは比江島スイッチが入る瞬間にも注目していきたいですね!
比江島スイッチとは、比江島慎さんの爆発的な攻撃力のこと。
比江島スイッチは、いわゆる比江島慎さん独自の「ゾーン」。
感情が高ぶった瞬間、勝ちたいと思った瞬間、負けるとか自分に危機的な瞬間
そういうタイミングでパチッとスイッチが入るんですよ!
きっと、天国のお母さんが比江島スイッチを押してくれたんでしょうね。
比江島慎さんの母についてはこちらで詳しく紹介しています。
次は「比江島ステップ」って言葉も聞くんだけどそれはなに?を紹介します。
「比江島ステップ」と「比江島スイッチ」の違いは?
比江島慎さんといえば、比江島スイッチ!
とは別に「比江島ステップ」があるんですね。
その神がかったプレーのひとつが「比江島 ステップ」
私はここで混乱したひとりです。
比江島スイッチについてくわしく知ったとき、本気で思いました。
「あれ?いままで比江島ステップだと思って見ていたけど、間違えてた!」
「比江島スイッチだったんかい!」笑。
ボールを受けてちょちょっと足を動かしてシュートを決める!
「比江島ステップきたーーー」と思って試合を見ていた足さばき!
正解です!足を動かすのは比江島慎 ステップ。
スイッチとステップの両方がありますよ。
比江島慎さんは自分の武器として比江島ステップをインタビューで語っているんです。
プレーのリズムが独特であることは自覚しています。
少なくとも学んで身に付けたものではなくて、『天性』なんていうとかっこよすぎますが、多分そういったものなんじゃないかと自分では思っています。
引用元:僕のことを話そう~シーホース三河 比江島慎/ B.League/017.04.28
比江島慎さん独特のドリブルのリズムが、相手のディフェンスを狂わせる。
そのリズムを活かした1対1で相手のすきをつき、シュートに持ち込むことができる。
実はこのステップは比江島さんが育った福岡のこどもたちは普通にやっているんです。
リズムにも地域性があるんですね、おもしろい!
「お兄ちゃんも同じ動きをしていたから、遺伝だと思う!」とも言っています。
さすがみんなが大すき、たよれる男、比江島慎!
プレー中とオフコートとのギャップで「別人すぎ・・・」と話題の比江島慎さん。
遺伝のコメントひとつ見てもギャップを感じさせられます。
次は「ほかのプレーヤーから見たひえじまスイッチ」について紹介です。
「比江島スイッチ」を他のプレーヤーはどう見ているの?
テレビ朝日の「バスケ☆FIVE 日本バスケ応援宣言」でのみんなの反応です。
和気あいあいと、とっても楽しそうな雰囲気で雑談インタビューが進められているんですね。
比江島慎:「めったに押すことができん」
比江島慎:「俺への評価が高すぎる。もうちょい低くていい…」
さすがは「オフコートは別人の比江島節」みんなが爆笑してました。
「マコが信じてくれないから」
比江島慎:「まぁまぁ」と恥ずかしそうにかわいすぎるひと言。
ミーハー要素もあるライトなバスケ好きにはきゅんが止まりません!
富樫勇樹:「あれが普通。何も特別じゃない。毎試合やれよ」
ある瞬間にみせる比江島慎さんの爆発的な攻撃力、それが「比江島スイッチ」。
自分で押すのはなかなか難しいんです!
それを自覚して、強化合宿ではメンタルを強化し、だれよりもがんばって、だれよりも成長した比江島慎さん。
個人的には、チームメイトにも愛されて?いじられて?
バスケットへのひたむきさと、性格の良さがにじみ出ている比江島慎さんを全力で応援しようと思いました!
富樫勇樹さんについては他にもあんな秘密を紹介しています!
「比江島スイッチ」に「比江島ステップ」とは!~バスケ女子の考察~
・「比江島スイッチ」とは、ある瞬間にみせる比江島慎さんの爆発的な攻撃力のこと。
・比江島慎さん独特のドリブルのリズムが、「比江島ステップ」を生み出し、ディフェンスを混乱させます。
・チームメイトからもマコ・マコと慕われ、比江島スイッチをほめまくっています!
今回は比江島慎さんについて紹介しました。
「比江島スイッチ」と「比江島ステップ」は何が違うのか。
自分でもとってもすっきりして納得しました。
比江島スイッチにはこんな秘密があったんですね。
パリオリンピックでの活躍が楽しみです!
比江島慎さんの凄さのまとめも作っているので、見て行ってください!
新しい記事もどんどん上がります!
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