今回は桐光学園のバスケットボール部を紹介します。
高校総体バスケインターハイ2024の出場を決めている桐光学園男子バスケ部。
注目の5番・黒田捷稀(くろださとき)さんが3年生で迎えるインターハイになります。
2023北海道インターハイでは初戦で奈良県代表の奈良育英高校を77-68で撃破して見事2回戦に進みました。
続く2回戦では石川県代表の北陸学院高校相手に56-76で敗れ2回戦敗退となりました。
3回戦に勝ち進んでいたら、相手は2023北海道インターハイ優勝校の山梨県代表日本航空高校だったんですよ。
個人的には、この昨年のトーナメント表を眺めていると、桐光学園がトップに立つ日も見えるような気がしました。
今年の2024福岡インターハイではさらに上を目指してがんばってほしいです!
桐光学園のバスケット部ですが、どんな学校なのか見て行きましょう!
桐光学園のバスケ部が強い!桐光学園はどんな学校?
桐光学園のバスケ部が、高校総体男子、神奈川県予選で第1位に輝きました。
桐光学園バスケ部男子の優勝は7大会連続10回目・インターハイ出場は9年連続14回目!
まさに激戦区神奈川では常勝!インターハイの常連校なんですね。
桐光学園は神奈川県川崎市にある、私立の中高一貫校!
男女別学で学んでいて、クラスは男女別々だけれど、学校行事などは男女一緒に行っています。
グラウンドをはさんで、男子校舎・女子校舎なんだとか。
ちょっと気になる子がいたりしたら、ドキドキする距離ですねっ。
個人的にはいつも共学で学ぶよりも、イベントなどで一緒になったときの楽しさが倍増するんじゃないかなと思いました。
高校生になると桐光中学から上がってきた生徒と外から入ってきた生徒とが一緒になります。
実際にクラスでまざるのは2年生からとなっているんですよ。
桐光学園は勉強もスポーツも万能な名門校なんですね。
個人的には昔も今も変わらず文武両道の進学校というイメージです。
卒業生にはサッカー日本代表としてワールドカップやオリンピックで活躍した中村俊輔さんや、横浜DeNAベイスターズで活躍しているプロ野球選手の中川 颯さんらがいるんですよ。
同じ学校出身の有名人がいるってうれしいですよね。少なくとも私はそう思っています!
桐光学園バスケ部が強い!2024メンバーにはどんな選手がいるの?
桐光学園バスケットボール部男子の高校総体インターハイ2024メンバーはこちらです。
No. 選手名 P 学年 身長 出身中 4 古山 幸聖 PG 3 189 名瀬 5 黒田 捷稀 PG 3 165 田柄 6 服部 晄汰 SG 3 189 平間 7 大竹 陸翔 C 3 187 村岡 8 塩田 吉琉海 SG 3 173 関西大第一 9 下原 颯騎 SF 3 186 桐光学園 10 高野 斡太 PF 3 188 成東 11 吉岡 麟太郎 PG 3 174 桐光学園 12 鈴木 辰季 C 2 195 城山 13 大澤 勝太郎 SF 3 179 稲田 14 辻野 樹大 SG 2 173 東海大菅生 15 船橋 善 PF 2 190 飯島 16 田中 温大 PF 2 190 千歳 17 九十田 晃海 SF 2 191 有馬 18 柴田 智貴 SG 1 179 大庭 引用元:2024高校全ブロック大会選手名鑑/月間バスケットボール8月号
桐光学園バスケ部の注目選手です。
3年生に 古山幸聖さん/189センチ、大竹陸翔さん/187センチ。
2年生に 田中温大さん/190センチ、九十田晃海さん/191センチ と続々と続きますね。
私は選手層が厚いチームは本当に強いなぁとかんじてしまいます。
桐光学園の男子バスケットボール部も、本当に背が高い選手がそろっていますね。
個人的には横浜ビー・コルセアーズU15メンバーの九十田晃海さんが気になります。
九十田晃海さんは横浜ビーコルのU15のJr.ウインターカップ2022-23でも大活躍をしていますよ!
高校バスケットとBリーグのどちらでも注目していく必要がありますよね。
3年生に進級した、クーリバリ セリンムルタラさん/186センチがいるのかなと期待していたのですが、今回の2024高校総体インターハイメンバーには入っていませんね。
ケガでもしてしまったのかと、調べてみました。
千葉ジェッツのU18メンバーとして活躍している姿が見えましたよ。
千葉ジェッツのU18・ 2024-25シーズンロスターに名前をつらねています。
出身チーム横浜市立六ツ川中学校として載っているので、今季から千葉ジェッツに専念するんですね。
個人的には、桐光学園のユニフォーム姿が見られなくてさみしいですが、新天地に行ったのであれば、精一杯がんばってほしなと思いました。
桐光学園バスケ部が強い!2024メンバーの5番?13番?黒田捷稀はだれ?
そんな桐光学園ですが、注目選手は3年生のPGの黒田捷稀(くろださとき)さん。
1年生、2年生とインターハイに出場しています。
桐光学園の13番はだれ?桐光学園の5番はだれ?と話題になってますね。
身長は165センチということで、少し小柄のようです。
でもそこはまだ高校生!まだまだ伸びる可能性ありですよー。
黒田捷稀(くろださとき)さんは冷静な判断をしてシュートを決める。
正確なアシストから得点につなげるなどのプレースタイルです。
記憶に新しいのは2023ウィンターカップでの1回戦、県立城東(徳島県代表)との戦い。
第4Qで14点離されていましたが、桐光学園バスケ部が怒涛の追い上げを見せて見事逆転勝利をしました。
この試合で当時2年生の黒田捷稀(くろださとき)さんは15得点をあげて、勝利に貢献したんですよね。
個人的には2024福岡インターハイで高校ラストイヤーを迎えた黒田捷稀(くろださとき)さんから目がはなせません!
日本代表のPGに富樫勇樹さんという小柄な1億円プレイヤーがいるのも目が離せない大きな理由ですよね。
私は黒田捷稀(くろださとき)さんも桐光学園出身のスーパースターになってほしいと思っています。
桐光学園バスケ部の監督はだれ?有名な人?
激戦区神奈川で桐光学園をトップに押し上げたバスケット部の監督は髙橋正幸さん。
強いチームではなく、日本で1番良いチームになろうと日々チーム一丸となってがんばっているんですよ。
Bリーグ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズでトッププレイヤーとして活躍している齋藤拓実さんが高校時代をふりかえるインタビューで語っています。
――高校3年間で最も成長した部分は?
齋藤 一番成長したのは、精神的な部分ですね。桐光では部活以外のところでも人として成長させてもらったので。技術だけでなく精神的に成長できたことにすごく感謝しています。――それは顧問の先生の方針でもあった?
齋藤 そうですね。バスケ部には「桐光学園のバスケットボール部員である前に、桐光学園の生徒であれ」という部訓があって。スポーツ推薦で入ったから、ただバスケットをやっているだけじゃダメだよという教えだったので、それが大きかったと思います。引用元:トッププレーヤーの高校時代/バスケットボールキング/2022.11.27
有名な大監督や強くて良いチームを見習って、最初は形から入って今の強豪桐光学園バスケ部ができあがりました。
個人的には、桐光学園バスケ部の髙橋正幸監督は、将来バスケットの道に進んでも進まなくても社会人として立派に生きていくための人間力も育てているんだと感じましたね。
神奈川県川崎市の百合丘出身の髙橋正幸監督、小学校時代は野球少年でした。
中学校では地元のクラブで野球と、入学した学校に野球部がなかったからという理由で入ったバスケ部の二刀流です。
6期生として高校から桐光学園に入学して、念願の野球部に入部したんですね。
野呂雅之野球部監督就任1年目の夏に県大会ベスト8まで進んだ「桐光旋風」を起こしたメンバーの一人だ。
引用元:麻生区版/タウンニュース川崎/20161209
そんな「桐光旋風」を起こした髙橋正幸監督は桐光学園を卒業して、日本体育大学へ進みます。
ここでちょっと、ご縁というか、面白いことが起こるんですね。
日本体育大学に中学時代のバスケ部の先輩がいて、「一緒にバスケットやろう!」と誘われて、バスケット部に入ってしまうんですよ。
いずれ体育の先生になって野球を教えられたらなという気持ちで日体大に行ったのに、日本で一番強いバスケ部に入ることになりました(笑)。部員は300人くらいいました。もちろん下で頑張っていましたが、当然ベンチにも入っていないです。なので、僕個人としてはノンキャリアです。
引用元:PICKUP/BASKET COUNT/20201105
いさぎよいというか、人生、力を入れすぎず、こんな風でいいんだなと私は感心させられてしまいました。
桐光学園バスケ部の髙橋正幸監督は、日体大学時代に高校や中学にコーチ見習いとして教えに行くうちにバスケットの指導者になろうと志したんですね。
そのまま教職免許を取り、母校である桐光学園へ赴任し、バスケ部の監督をまかされるようになりました。
2024年7月現在、教師として母校の桐光学園へ戻って35年。
公式戦で1勝もできなかったチームが強豪校へと成長した大きな理由はオールコートの体育館で練習できるようになったことだという髙橋正幸監督。
当時の桐光学園同様、とくに公立高校などは体育館はほかの部活と兼用ですもんね。
私の経験でも、普段はハーフコートでしか練習できていないけれど、公式戦を勝ち進んでいくとオール―コートのゲームになり、果てしなく広く見えました。
その逆でふだんオールコートで練習している学校は、ハーフコートの試合は体力的にも楽勝ということになるんですね。
桐光学園バスケ部の髙橋正幸監督はハーフコートしか使えない頃、自分で体育館をホームセンターの板で作ろうかなと本気で思ったこともあるんです。
それくらい練習する環境は大事ということですよね。
桐光学園バスケ部はオールコートで練習する環境ができて、スポーツ推薦枠ができてから、よい選手が入学してくるようになり、その原石を磨いて、磨いて、強くなりました!
桐光学園バスケ部の強さの秘密!どんなトレーニング方法なの?
桐光学園のバスケ部は筋トレなどのトレーニングをバスケットボールの技術練習の前にやっています。
2時間の全体練習の後に1時間は自主練という形を取っていますが、今はトレーナーさんが先にサーキットトレーニングをやるというやり方をしています。昔は工夫もなく、根性しかなかったですがね(笑)。
引用元:PICKUP/BASKET COUNT/20201105
今は長時間の練習ができなくなりましたよね。
昔は授業のあとも、テストの日も、休みの日も一日中バスケットをしていた記憶があります。
自主練習の途中や体育館での練習のあとにトレーニングを入れてもついついサボってしまうこともあるから、確実にトレーニング成果をあげるための方法をとっています。
実は私は筋トレやりたくない派だったので、この作戦を取られたら困っただろうなとか考えてしまいました。
強豪校でもサボってしまうことがあるのはビックリです!
激戦区神奈川!桐光学園バスケ部とは~バスケ女子の考察~
・桐光学園バスケ部はインターハイ、神奈川県予選で第1位に輝きました。
・優勝は7大会連続10回目・インターハイ出場は9年連続14回目!
・桐光学園は男女別学の文武両道の進学校です。
・メンバーには注目の5番・黒田捷稀(くろださとき)さん横浜ビー・コルセアーズU15の九十田晃海さんがいますよ。
・黒田捷稀(くろださとき)さんは身長165センチと小柄ながら、2023ウィンターカップでの1回戦、15得点をあげて勝利に貢献しました。
・激戦区神奈川で桐光学園をトップに押し上げたバスケット部の監督は髙橋正幸さんですね。
・桐光学園のバスケ部は筋トレなどのトレーニングをバスケットボールの技術練習の前!
今回は神奈川県でトップに立ち続けている桐光学園を紹介しました。
インターハイでも悔いのないように戦って、てっぺん目指してほしいです!
全国のインターハイ情報についてはこちらに詳しくまとめてます。
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